数ヶ月前に読んで以来繰り返し読みたいと誓ってはいたが、こんな形で訪れるとは思ってもみなかった。
里帰り中、家族と一緒にテレビをみている時に、含まれている4つの短編の内のひとつである「秋桜」で出てきた蜂の巣箱の実物が出てきたのだ。その感激も冷めやらぬまま、次の日には本を手に取って「秋桜」を再読。前回よりもより実感をもってその巣箱を想像することができ、登場人物の心境がまた一歩近寄ったところで理解できたような気がした。
「自分が本から得た感動を家族に分け与える」なんて行為は普段あまりしないのだけれども、この本に限ってはやってみたくなった。そんな風に気持ちを素直にさせてくれるのがこの本のすごいところ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年1月31日
- 読了日 : 2008年9月24日
- 本棚登録日 : 2018年1月31日
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