長い歴史の中で証明され、積み重ねられてきた科学体系(この場合はアインシュタインまで含めた古典力学)に対し、やはり堅実な積み重ねと発想とで、全く新しい学問体系(この場合は量子力学)を生み出す過程を、内部からの視点で描いた貴重な記録。既成の価値観から離れることの難しさ、革命的な「発見」がいかに地道な努力と常識的な判断の積み重ねで生み出されるのかなど、生き生きと感じられる良書です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2011年1月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年1月22日
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