制作年:1995年
監 督:ピーター・ホートン
主 演:ブラッド・レンフロ、ジョセフ・マッゼロ、アナベラ・シオラ、ダイアナ・スカーウィッド、ブルース・デイヴィソン
時 間:99分
音 声:
12歳の夏休み、エリックは隣に越してきた11歳のデクスターと親友になる。
デクスターは幼児のころの輸血が元で、エイズに感染していた。
エリックの母親ゲイルは生活に追われ、息子のことを全く顧みない。
デクスターと母親のリンダに夕食に招かれ、楽しい一時を過ごしたエリックは、親友のためにエイズの治療法を探そうと思いつく。
チョコレートを食べ続ける食餌療法に続いて、「ルイジアナの医師が植物からエイズの特効薬を発見した」という新聞記事から、植物の葉を煎じて飲む方法を試みる。
ところがある晩、毒草を飲んだデクスターが病院に担ぎ込まれる事故が発生。
幸い命は取り留めたが、エリックは母親から彼との交際を禁じられ、サマーキャンプ行きを命じられる。
エリックはデクスターを説得し、特効薬を分けてもらうためルイジアナの医師の元へ旅立つ。
川を下り、2人の冒険旅行が始まった。
川岸でテントを張って寝た晩、死の恐怖に怯える胸中を打ち明けたデクスターを、エリックは必死で勇気づける。
彼の具合が悪くなっているのに気づき、途中で便乗した船から金を盗み、陸路に変更。
たちまち船長たちに見つかって追いつめられた時、デクスターは自らを傷つけ「僕の血は毒だ」と迫って彼らを追い払った。
エリックは親友をバスに乗せて故郷ミネソタに戻り、デクスターはただちに病院に収容された。
彼らは病院で看護婦や医師を相手にデクスターが死んだふりをする遊びを繰り返すが、ある日、いつものイタズラの最中に彼は二度と目を覚まさなかった。
葬式の日、エリックは棺の中のデクスターの腕に自分のスニーカーを抱かせ、代わりにもらった彼の靴を川に流した。
- 感想投稿日 : 2021年6月22日
- 本棚登録日 : 2021年6月22日
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