奪取(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1999年5月14日発売)
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本棚登録 : 2588
感想 : 181
4

ヤクザ+銀行を相手に、偽札をつかって復讐を繰り広げる大胆なストーリー。

偽札づくりの知識が半端ない。
ただ、印刷や製紙の技術的な専門用語もたくさん出てくるので、そこは面倒なので、すっ飛ばした。

全体的に、ハラハラドキドキするので、どんどん読み進めたくなるが、
道郎と幸雄のロリコンラブラブモードが若干うざい。いらない。
あと、結局最後に光井に手形をもってかれるのが、超残念。
そして、偽札づくりのストーリーを小説化して次なる偽札づくりの資金源にする。その名も真保裕一。偽札づくりに関わった四人の名前から一文字ずつとって、その名前。これが無理やりすぎる。。。

とは言え、
大胆なストーリーにしては、ディテールがしっかりしているのと、どう巻き返すのかを気にさせながら読ませる作品だったので、おもしろかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【その他】ミステリー
感想投稿日 : 2013年3月11日
読了日 : 2013年3月11日
本棚登録日 : 2013年3月11日

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