砂の器(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1973年3月29日発売)
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感想 : 332
5

社会人一年目は広島勤務でした。
島根県木次町(現雲南市)に出張した際、先輩に議事録を頼まれ必死に記録しようとするも、東北弁のようなズーズー弁で意味が分からず先輩に謝罪した事を思い出した。
他にもこの当時に電子音楽という分野が芽生えつつあった事にも驚きを覚えた。
初読の清張はストーリーの面白さと上記の感情が混ざり合い、一方で都電が日常的に使われていたり亭主関白的な夫婦の掛け合など当時の生活感を想像しながら読み進めるのが楽しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月16日
読了日 : 2024年3月15日
本棚登録日 : 2023年12月2日

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