High and dry (はつ恋)

  • 文藝春秋 (2004年7月23日発売)
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本棚登録 : 1644
感想 : 355
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ああこれは、という感想。

一昨年と去年のわたし
いまの生活
みさごせんせいとよしもとばななさんの似ているところ
生きる
好きな人とわたし
目に見えないけれど確かに存在しているもの

家族

すべてひっくるめて、ああ、これは。

すごくいいお話だったな。
丁寧に自分らしく愛をもって自然に暮らす
ニンゲンの本質っていうものがあって、それさえ合えば年齢なんて関係ない
って言い切れるほど簡単なことではないけれど、本質的な関係だけを考えるなら関係ない
この主人公は あの人の言葉を借りれば 生まれながらに愛を知っている世代の子 で ああ、なんて言ったらいいんだろう 形を変えてわたしのところに届いた小説。
もし将来、いまの自分とは変わっちゃって あの頃 を懐かしく思うようになったら、この本を読むといいと思う。

この本をこんなにたくさんの人が読んでいるってことは、それだけたくさんのひとがこれに共感してるってことで、そう考えるとやっぱり世界は愛で溢れているのかな。
みんな、目に見える形では表さないだけで、はちきれんばかりの愛、愛世代なのかもしれない。
いや、ニンゲンはむーーーかしっから、愛で、それが自然なんだよね、みえにくくなってるだけで。みたいなことを悶々と考えた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年3月15日
読了日 : 2014年3月15日
本棚登録日 : 2014年3月15日

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