カエサルによるローマのシステムの章。
血湧き肉躍る描写がないので、少し退屈な12巻になったが、ふとカエサルから250年後に中国に誕生する諸葛孔明を思い出した。カエサルも孔明も一人ですべてを考えるスーパーマンだったが、劉備亡き後一人ですべてを背負ってその心労で五丈原で逝った孔明に対して、カエサルはいくら働いてもバイタリティーが尽きない頑強な肉体と精神を持っていたんだなと感じた。そんなカエサルも暗殺されるが、その後は次巻にて。
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- 感想投稿日 : 2018年3月1日
- 読了日 : 2018年3月1日
- 本棚登録日 : 2018年2月24日
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