ローマ人の物語 (12) ユリウス・カエサル ルビコン以後(中) (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2004年9月29日発売)
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感想 : 114
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カエサルによるローマのシステムの章。
血湧き肉躍る描写がないので、少し退屈な12巻になったが、ふとカエサルから250年後に中国に誕生する諸葛孔明を思い出した。カエサルも孔明も一人ですべてを考えるスーパーマンだったが、劉備亡き後一人ですべてを背負ってその心労で五丈原で逝った孔明に対して、カエサルはいくら働いてもバイタリティーが尽きない頑強な肉体と精神を持っていたんだなと感じた。そんなカエサルも暗殺されるが、その後は次巻にて。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年3月1日
読了日 : 2018年3月1日
本棚登録日 : 2018年2月24日

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