地下鉄は誰のものか (ちくま新書 891)

著者 :
  • 筑摩書房 (2011年2月9日発売)
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感想 : 61
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猪瀬元都知事が地下鉄一元化の課題について語った一冊。東京メトロと都営地下鉄がなぜ分かれているのか、歴史的な経緯が詳しく書かれていてとても興味深く読めました。もう都心から少し離れた場所で生活しているのであまり普段使いで地下鉄を使うことは減ってしまったけど、一元化されたらメリットは大きそうだなと思いました。ただ、こういう全体最適を考えることを「必要ない」と思ってる人にどう理解してもらうかというところは思案のしどころでしょうね。今後の経過も注目していきたいと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 知的好奇心
感想投稿日 : 2016年5月5日
読了日 : 2016年5月5日
本棚登録日 : 2016年5月5日

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