塩の街 (角川文庫 あ 48-3)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年1月23日発売)
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入江は本当にサイコ味を感じる人物だったけど、秋山を信じていたからこそ真奈と一緒にあの塩部屋(?)で待っていたんじゃないかなぁ…と。

最初に綺麗な海を探していた遼一がすごく忘れられないし1番泣いた。
塩害がなかったら結ばれなかったかもしれない運命でもあり、塩害があっても短い時間しか目を合わせられない会話できない。それでも綺麗な海で最後に一緒に溶け合う…
読んだ時、圧倒的に綺麗な情景が浮かんだけど、気持ちは辛かった感覚がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月28日
読了日 : 2021年11月28日
本棚登録日 : 2021年11月28日

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