2人が「最高のチーム」になる―― ワーキングカップルの人生戦略

  • 英治出版 (2011年6月23日発売)
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我が家は共働きではないが、家事や育児の負担が増してきて、夫婦でうまく分担せざるを得ないようになってきたので、参考になった。
「男が稼いで云々」の、いままでの古いモデルでは、いろいろ立ち行かないよな、とあらためて実感。

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P97
「自分の中での優先順位」をハッキリさせましょう。私の場合、「仕事で成果を出し、子どもと一緒にいる時間を少しでも長くとる」ことが優先順位の一番です。

一分でも三分でもコミュニケーション

家事グッズ
 コードレス掃除機
 シリコン調理器

掃除用具はすぐ出せる場所に

家事ポイント制
 家事をすべて書き出し、ポイントをつける。
 時間がかかる家事や、ふたりとも苦手なことには高いポイントを
 1wや1Mで同じ獲得数になるように
 家事は細分化

キャパシティの把握
 時間割方法(1.5H)
1日5コマ(大きなイベントは5つまで)、1wで25コマ、ひと月では100コマ

育休をとるためには「自分がいなくても回る職場」をつくらねばなりません。(略)自分の仕事をみえる化し、権限委譲し、やり方を教えるという三段階を踏んで、部下や後輩を(略)育てるのです。(略)的確な引継ぎと権限委譲を伴った育児休業は、取る側とほかのメンバー双方にとって、新たなチャンスと成長の機会をもたらすものです。

真に組織に貢献する人は、常にこうした(「自分」だけができる仕事に酔う)「リスク」を軽減することを考えています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2017年2月3日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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