初めて読む垣谷美雨氏の作品。
3人 4年大学を卒業してから、就職、結婚、子育て、嫁姑問題、実家との確執、に、子供が自分の手元から、巣立っていくまでを、描かれている。
若い人が読んだら、昔はこんな時代だったと思うだろうし、同世代の人が読んだら、そうそう、私たちの時はこうだったんだと、、、
もう少し年長の人だったら、今の時代との境目だったから、女性の大学進学、就職や、結婚も、自分の好きなようにならなかったと、思いながら読んだと思う。
皆一人一人に個性があり、子供たちも親の思う通りに成長してくれているが、大学を卒業してしまうと、進む道を自分で、模索しながら、歩んでいく姿が、今の時代なのだと、、、
『子育てはもう卒業します』と、宣言しても、やはり、自分のことばかりを出来ない世代だと思う。
案外共感するところがあったので、この作者の本を読みたいと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年9月15日
- 読了日 : 2016年9月15日
- 本棚登録日 : 2016年9月15日
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