主人公は、死なないはず、、、と、思いつつも、ドキドキ、、、
名無し、高すっぽさんと、呼ばれることになるが、声を封印してしまう空也!
体中に受けた、矢傷、刃傷それに毒、凍えそうな水の中で、生存!!!
スーパーマンなり!
だけど、そう思いつつも、どんな活躍を果たすのか?
そして、重親と眉月の会話、祖父と孫の話で、この時代の流れや薩摩という土地のことが理解してくる。
何を聞いても答えてくれる、こんな重親のような人が、今はpcやスマホで知るようになってしまったが、機械は、温かみが無い。
最後の空也の「蝉は鳴き申すぞ、眉姫様!」という言葉が、唯一、空也の青年の可愛い一面を見たような気がした。
あとがきを読んで、今の時代、新入社員が、電話応対が出来ないとかのニュースを思い出した。
余りに便利に世の中がなって来たので、話すことが不要で、lineで、会話(?)する時代。
そして、活字の本を読むことなしに、電子版で、読むのであろう。
私は、書店や図書館へ行くのが大好き。
空也十番勝負、青春篇 まだまだ続くことを願って、一気に読み終えてしまった本であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月16日
- 読了日 : 2017年4月16日
- 本棚登録日 : 2017年4月16日
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