のはなし にぶんのいち~キジの巻~ (宝島社文庫 C い 6-2)

著者 :
  • 宝島社 (2010年4月6日発売)
4.02
  • (81)
  • (85)
  • (61)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 654
感想 : 66

コロナ騒ぎで、毎日、感染者の増える毎日に、最近やっと、少なくなってきているが、、、、まだまだ、外出自制をと、思っている。

そんな時に、家の片隅に置き忘れて、未読の本が出てきた!
テレビのクイズ番組でしか、余り知る事が、無かったのだが、、、、面白写真に、ついつい中身を読んでしまった。

イヌの巻は、どこへ行ったのか?・・・・
なかがきを読みながら、「な」行から・・・

万引きの話から、冷蔵庫の話など、少し可哀相な話もあり、お笑いの話だけでなく、切ない思いも・・・
100gの話など、、、私の小さい時は、数十グラム多かろうが、お店屋さんが、オマケしてくれたものである。
小さい子供が居たら、端数が越しているのに、その上で、足してくれたオジサン、オバサンが、いたものだった。
デジタル計量器では、其のままの値段であるのに、マーケットでも、グラム計算のまま購入しているのが、当たりまえになって、来ていて、この本の下りを読んで、そうそう・・・昔 オマケしてもらったものだった・・・なんて思い出しながら、「ん」の話迄、読んで、今や、黒電話のダイヤルを回すことも知らない世代になって来ていて、自分の歳を重ねたことを、つくづく感じてしまった。

作者、伊集院光氏の 描き方も 失礼だが、面白かった。
「ユニフォーム」の話では・・・・そして、カバーの著者の
身長・体重、B・W・H、その上に靴のサイズまで、書かれた説明文を今まで見たことが無かった。
カバーだけで、わらったのは、この本だけ。

ホームステイで、面白い本に出合ったものである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年5月13日
読了日 : 2020年5月13日
本棚登録日 : 2020年5月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする