エコロジカルな経済学 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2003年12月9日発売)
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感想 : 7
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宇宙船地球号の話から始まり、ボールディングの提唱した「カウボーイ経済」から「宇宙飛行士型経済」への移行を主題に論じている。
この本が他の環境経済学の本と差別化出来る点は、解決策として外部生の内部化に議論を集約しない点だと言える。
筆者は従来の経済を「ごみの発生を考えない経済学」と定義し、ごみを考える生産理論などを述べるとともに「ゴミの発生を考慮に入れた経済学」を提唱している。

また、基礎部分のミクロ経済学のを解説するなど、理解がしやすいよう平易に書かれている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2011年10月27日
読了日 : 2011年10月26日
本棚登録日 : 2011年10月27日

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