人生の勝負は、朝で決まる。: 「結果を出す人」が続けている52の朝の習慣

著者 :
  • 学研プラス (2016年1月12日発売)
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感想 : 72
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【感想】
「人生は朝で決まる!」と言い切るのは些か極論な気もするが、朝の重要性については激しく同意。
こういうテーマの本を読んでいると、もう少し早起きしようっていうモチベーションに繋がる。
自分自身、ここ1年は毎朝6時に起きて朝活を続けている。
何かが身についたかはさておき、やっぱり朝早くから活動していると気持ちが高まるし、人と比べてどこか優位に感じる。
「自分はこれだけやっている」という自信にも繋がっている気がするし、反対に朝出勤ギリギリまで寝てしまった時に勿体無さを感じてしまうレベルまで朝を大切にしようとするスタンスが自分の中で根付いたなと思っている。
本著のように、「朝起きたら好きな仕事が待っている!」って心から感じるのは少し難しいが、何としてでもしっかり起きて、フレッシュな気持ちで毎朝迎えよう!

まぁ問題は、朝活している内容とリターンだけども。笑
何もしないよりかは遥かにマシだが、時間帯効果が如何なモノなのかなと、個人的にはちょっぴり不安である。
せっかく朝から色々やっているのだから、目的は勿論、時間と内容の修正も行なっていかないとなー・・・

何はともあれ、読んでいてモチベーションが上がる本は必須!!


【内容まとめ】
0.目覚めが不幸な人は、不幸な人生を送っている。
目覚めが幸せな人は、幸せな人生を送っている。
目覚めを清々しくすることが、人生を好転させる要。

1.生まれつき朝に強い人はいない。大好きに生きるから、朝が早くなる。
やりたくない事が待っていれば、誰だって朝に目がパチリと覚めないもの。
反対に、大好きな事をしていれば、自然と目覚めるもの。

2.寝室の換気で睡眠の深さは変わる。
夜寝る前にこそ、窓を開けて換気することが睡眠には大切。
十分な酸素を寝室に取り込むことによって、睡眠中に体に十分な酸素を取り込むことができる。

3.「キミ、朝に強いね」と言われたら、出世コースに乗っている。
朝が強いことが出世コースの乗車チケット。
朝が強いイメージを作り、決定権者に好かれよう!

4.メールに限らず、クイックレスポンスはすべて美しい。ここに議論の余地はない。
クイックレスポンスに勝るとも劣らないのが、早朝メールだ。
エグゼクティブ達にウケがいい。

5.基本的にランチは邪魔
朝食から夕食までの間が仮に12時間だとすれば、1日24時間のうちのたった半分の間に朝・昼・晩の三度の食事は不自然。
ランチを抜けば一回ごとの食事により深く感謝することになるし、空腹のほうがより集中してハングリーに仕事に打ち込める!

6.時間制限のプレッシャーが背中を押してくれる、朝にこそ勉強するべき。
朝の時間は、常に時間が不足しているという緊張感を持っているため、集中して勉強できる。
本能が睡眠モードに向かっている夜と、お目覚めモードに向かっている朝では、効果がまったく違う!

7.夜が元気な人より、朝が元気な人のほうがカッコイイ。
夜がいくら元気でも、珍しくも何ともないから差がつかない。
朝元気な人は少ないから、朝から元気な人はそれだけで際立つ。
朝は多少無理してでも、元気なふりをするべきだ!!
まずはフリでもいいから、朝の元気を演じよう!!

8.「おはようございます」は、100%自分から発信すると決めておく。
複雑なことや余計なことは考えず、挨拶は自分から率先して発信すると決めておく。
先に言うことで、その日の主導権を握る事ができる!

9.謝罪をするならいつも朝に!
相手はまさか朝から誰かに謝罪をされるとは思ってもいないから、大抵怒りの感情を準備していない。

10.ひと駅前で降りて、毎朝新しい道で通勤してみる。
道を一本脇に入ってみるとか、あえて少し遠回りしてみるといった程度。
歩いてみると、灯台下暗しで、意外な道を見つけたりして、仕事に応用できた事が多かった。
毎朝新しい道を開拓することによって、私は人生という迷路を予習していこう。

11.今日も朝、目が覚めたことに感謝する。
感謝するとどこか心が洗われたような気がして、気分が良くなるのは間違いない。
反対に、人は感謝を忘れる事で、様々な問題を発生させる。
自然の摂理として、感謝を忘れた頃に何か問題を発生させることで、感謝を思い出させてくれている。

壁にぶつかった時にまずできる事は、感謝をする事。
感謝を思い出せば、感謝を忘れた事によって起こったありとあらゆる問題は自然に解決する。


【引用】
目覚めが不幸な人は、不幸な人生を送っている。
目覚めが幸せな人は、幸せな人生を送っている。
目覚めを清々しくすることが、人生を好転させる要だと気付かされたのだ。


p18
・早起きこそが成功の秘訣なら、新聞配達の人たちは全員大富豪になっている。
早起きはいいことだが、早起きそのものを目的にするのは間違っている。
「早起きすれば成功できる」のではなく、「自然に早起きしてしまうほど大好きなことに没頭すれば成功しやすい」という事だ。


p26
・生まれつき朝に強い人はいない。大好きに生きるから、朝が早くなる。
やりたくない事が待っていれば、誰だって朝に目がパチリと覚めないもの。
反対に、大好きな事をしていれば、自然と目覚めるもの。

仕事の出来・不出来は、勉強ができるかどうかの差ではなく、「好きな事を仕事にしているか否か」の差のほうがはるかに大きい。

いつのまにかフライングスタートしてしまう仕事のスタイルになれば、人生は勝ちだ。


p38
・ちゃんと眠くなるように、起きている間によく考えてよく動く。
最も自然の摂理にかなった熟睡のコツは、起きている間によく考えてよく動くことだ。


p46
・寝室の換気で睡眠の深さは変わる。
夜寝る前に窓を開ける人は少ない。
だが、夜寝る前にこそ、窓を開けて換気することが睡眠には大切なのだ。
十分な酸素を寝室に取り込むことによって、睡眠中に体に十分な酸素を取り込むことができるからだ。


p56
・出社時間は、人生の集大成だ。
寡黙なのに、朝イチ出社の常連で、仕事でも淡々と成果を挙げ続けていたら、周りはその人を「やる気がある人だ」と思うに違いない。


p64
・「キミ、朝に強いね」と言われたら、出世コースに乗っているということだ。
これは、あなただけに対して発せられたオリジナルのメッセージだ。
朝が強いことが出世コースの乗車チケット。
朝が強いイメージを作り、決定権者にすかれよう!


p68
メールに限らず、クイックレスポンスはすべて美しい。ここに議論の余地はない。
クイックレスポンスに勝るとも劣らないのが、早朝メールだ。
エグゼクティブ達にウケがいい。


p72
・始業時刻までに「やらなければいけないこと」を終わらせる。
深夜までやらず、朝早くに出勤して終わらせることが密度の高い仕事をする上で1番!


p78
・基本的にランチは邪魔
朝食から夕食までの間が仮に12時間だとすれば、1日24時間のうちのたった半分の間に朝・昼・晩と三度も食事するのはどう考えても不自然。

ランチを抜けば一回ごとの食事により深く感謝することになるし、空腹のほうがより集中してハングリーに仕事に打ち込める!


p86
・会議は人件費の垂れ流し
会議の目的は「誰が」「何を」「いつまでに」「どのようにするか」を参加者全員の前でコミットすること。
「誰が」「何を」「いつまでに」「どのようにするか」をコミットしない会議は時間の無駄だ。


p96
怠け者こそ、朝に勉強するべき。
朝の時間は、常に時間が不足しているという緊張感を持っているため、集中して勉強できる。
本能が睡眠モードに向かっている夜と、お目覚めモードに向かっている朝では、効果がまったく違う!

時間制限のプレッシャーが背中を押してくれる、朝にこそ勉強するべき。


p126
・朝読書を習慣にすると、あらゆる問題が好転し始める。


p136
・夜が元気な人より、朝が元気な人のほうがカッコイイ。
夜がいくら元気でも、珍しくも何ともないから差がつかない。
朝元気な人は少ないから、朝から元気な人はそれだけで際立つ。
朝は多少無理してでも、元気なふりをするべきだ!!

一流の人は、朝が元気な人をいつも探している。まずはフリでもいいから、朝の元気を演じよう!!


p144
・「おはようございます」は、100%自分から発信すると決めておく。
複雑なことや余計なことは考えず、挨拶は自分から率先して発信すると決めておく。
先に言うことで、その日の主導権を握る事ができる!


p148
・朝は仲直りのチャンス
謝罪をするならいつも朝に!
相手はまさか朝から誰かに謝罪をされるとは思ってもいないから、大抵怒りの感情を準備していない。

二人きりになって、力を込めて小さな声で謝ることがポイント!


p152
・偉い人とアポが取れないのは、あなたがいつも午後を指定するから
偉い人の周囲は、すでに一流の人脈で溢れかえっているものだ。

アポを取る際には朝イチを指定すること。
考える事は皆一緒で、午後はすでにアポで埋め尽くされている。

朝イチというヒントに加え、自分なりに工夫を付加しなければ、成果など出るはずがない。


p212
・ひと駅前で降りて、毎朝新しい道で通勤してみる。
通勤コースを変えるといっても、何も大袈裟な事ではない。
道を一本脇に入ってみるとか、あえて少し遠回りしてみるといった程度のことだ。
歩いてみると、灯台下暗しで、意外な道を見つけたりして、仕事に応用できた事が多かった。

毎朝新しい道を開拓することによって、私は人生という迷路を予習していたのだ。


p216
・旅先では、朝5時台の散歩が朝食を一層おいしくする。
見知らぬ土地の早朝の散歩は、実に気持ちがいいものだ。

「身土不二(しんどふじ)」
人は生まれ育った土地で、その季節に採れた旬の食材を食べるのが健康にいいとされている。
旅先では、その地元の人たちの身土不二を存分に味わえる。


p232
・今日も朝、目が覚めたことに感謝する。
感謝が大切な事は誰でも知っている。
感謝するとどこか心が洗われたような気がして、気分が良くなるのは間違いない。

反対に、人は感謝を忘れる事で、様々な問題を発生させる。
きっと自然の摂理として、感謝を忘れた頃に何か問題を発生させることで、感謝を思い出させてくれているのだろう。

壁にぶつかったあなたにまずできる事は、感謝をする事だ。
感謝を思い出せば、感謝を忘れた事によって起こったありとあらゆる問題は自然に解決する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2018年10月29日
読了日 : 2018年10月29日
本棚登録日 : 2018年10月29日

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