華やかな食物誌 (河出文庫 121S)

著者 :
  • 河出書房新社 (1989年9月1日発売)
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本棚登録 : 147
感想 : 13
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食を始め、絵画や舞踊など多岐にわたって澁澤の琴線に触れたものについてのエッセイをまとめた本。

古代の帝王から実際に交流があった著名人まで同じ熱量で書かれていて面白かった。まるで見てきたような、って感じ。この本の中では土方巽がまだ生きていて、すごい時代だったんだなぁと思った。

あと、寡聞にしてレオン・フレデリックという画家を始めて知ったけど、某A田氏の元ネタっぽくないか…。加山又造は前からそうかなって思ってて、ああ澁澤つながりで…とひとり合点した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2016年2月27日
読了日 : 2016年2月27日
本棚登録日 : 2016年2月27日

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