人間失格 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2007年5月30日発売)
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人間社会で上手く生きていくのは難しいと感じる節は多々ある。人々は笑いあって、壁を乗り越え、友に悩みを話て生きている。太宰の言葉を借りるが、人間という生き物について見当もつかない。本当にその通りで、私はこんなに苦しいのに、なぜ人は笑い、当たり前に親に感謝できるのだろうか。と思うのです。恥の多い人生を送ってきたと冒頭にあるように、振り返ると人はみな黒歴史ばかりな気がする、それなのに僕らはあたかも美しいような綺麗事ばかり並べて、人に愛されようとしていて本当に醜いし、自分はそんな恥ずかしい事はできないなと思うのです。ですが、振り返ったらきっと、恥の多い人生だったと思うのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年4月29日
読了日 : 2024年4月29日
本棚登録日 : 2024年4月29日

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