私はこの小説の良い読者にはなれなかった。
いいところは舞台設定とタイトル。
これはやっぱり書店に並んでいたらやっぱり目を引く。そして手に取ってしまう。
実際読んでみると、悪い意味でのご都合主義といろいろな面でのリアリティの薄さが目立って驚いた。
私はご都合主義もファンタジーも大好物だが、物語を違和感なく読み進めるためのリアリティはしっかり作られるべきだと思う。この小説にはそれが乏しい。
ではラノベのようにキャラ小説として楽しめるかというと、正直どの登場人物にも全く魅力を感じない。
どういう方向からこの作品を楽しめばいいのか、いまだに答えが出ない。
読書状況:読み終わった
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エンタメ
- 感想投稿日 : 2015年10月8日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年10月8日
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