八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2009年5月18日発売)
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本棚登録 : 8017
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とても読みやすく、
笑いあり涙あり、どきどきはらはらあり、
正体不明の人物あり、友情や親子の愛情あり、、
まるでマンガやドラマのように盛り沢山で、
実際ドラマを観ている感覚で
さくさく読めてしまう。
設定や書かれていることに目新しさはないものの、 だからこそ安心してふふと笑い、
むむっと思い、
よよと泣けて、個人的にとても愉しく読めた。
何よりも文章がとても優しくてあたたかく、
読んでも苦にならないのが
この作品の魅力だと思う。
料理を題材にしているところも大きな魅力だし。
江戸と大坂の味付けの違いなど勉強にもなるし。
でも寝る前に読んでいると
お腹がすいてしまうのが欠点かな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月16日
読了日 : 2022年8月23日
本棚登録日 : 2022年8月23日

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