誰がカインを殺したか 桜井京介returns (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2015年6月4日発売)
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本棚登録 : 149
感想 : 30
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表題作の「誰がカインを殺したか」のアベルとカインの見解に私はただただ頷いた。何故なら私も同じ見解だったからだ。アベルを殺したのは神だ、ということに。表題作は聖書を読んだことのある人にはすぐに犯人が分かると思いました。末弟の弟の名が「摂(セツ)」の段階でイサク……あぁ、母親か、と。そう言った一種の二重で面白い作品になっていたと思われます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 講談社ノベルス
感想投稿日 : 2016年10月25日
読了日 : 2016年10月25日
本棚登録日 : 2016年10月25日

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