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2016-10-25T02:43:39+09:00
表題作の「誰がカインを殺したか」のアベルとカインの見解に私はただただ頷いた。何故なら私も同じ見解だったからだ。アベルを殺したのは神だ、ということに。表題作は聖書を読んだことのある人にはすぐに犯人が分かると思いました。末弟の弟の名が「摂(セツ)」の段階でイサク……あぁ、母親か、と。そう言った一種の二重で面白い作品になっていたと思われます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
講談社ノベルス
- 感想投稿日 : 2016年10月25日
- 読了日 : 2016年10月25日
- 本棚登録日 : 2016年10月25日
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