ムシウタ11.夢滅ぼす予言 (角川スニーカー文庫 い 1-1-11)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年3月1日発売)
本棚登録 : 198人
感想 : 7件
読了後のどうしようもない切ない気持ちが
いつもどおりありました。
虫憑きたちと浸父との戦い。
辛い戦いの果ての、
ハッピーエンドとは言い難いラストシーンは、
容赦のない冷たさを背筋に感じた。
傷ついて苦悩して前を進む虫憑きたち、
そして、大人たちの容赦のない冷たさ。
本当の敵の存在があいまいで、
結局、大人たちに踊らされているような虫憑き。
そして、大介の中での土師、詩歌の存在の大きさが
改めてわかったような気がする1冊。
ラストが楽しみであり、
ラストを迎えることが寂しくも感じられる。
シリーズ完結後には最初から読み返したいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年3月29日
- 読了日 : 2011年3月29日
- 本棚登録日 : 2011年3月29日
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