音楽の在りて

著者 :
  • イースト・プレス (2011年4月23日発売)
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本棚登録 : 294
感想 : 61
5

文字だけでも萩尾先生の絵が脳内に浮かぶ。凄い。

ヘルマロッド殺しから他短編、音楽の在りて、全てにおいて満足した本でした!それぞれの話が同じ世界の別の場所で起きた出来事かもしれないと想像してワクワクしました。話は終わっても登場人物達の物語はまだまだ続いているような、ワクワク?
萩尾先生の作品は私の読解力、想像力が乏しいせいか一回読んでも理解出来ない時がある(それでもストーリーや美しい絵、キャラ達の動きに否応なしに萩尾先生の世界に引き込まれるんですが)。しかし、数年後読み返してみると、あー!そういうことね!とストンと納得できる時が来るんです。読み返せば読み返すほどに新しい発見がある。
美しの神の話は、あー萩尾先生の世界だな、とか何となく雰囲気を掴めた程度なのですが、また数年後、何度か読み返した時に新しい発見がある作品なのかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月23日
読了日 : 2017年11月23日
本棚登録日 : 2017年10月20日

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