斑鳩王の慟哭 (中公文庫 く 7-22)

著者 :
  • 中央公論新社 (1998年9月1日発売)
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博愛主義の政治という理想がはばまれる中で、聖徳太子はしだいに厭世観を募らせていた。一方、強靱な生命力を持つ推古女帝は血の怨念から大王位に固執し、蘇我馬子と組んで太子の疎外を画策する。やがて太子、女帝が逝き、大王位をめぐる確執は、山背大兄王と蝦夷が引継ぐ―。上宮王家滅亡を壮大に描く長篇。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 黒岩重吾
感想投稿日 : 2012年3月22日
読了日 : 2008年7月12日
本棚登録日 : 2008年7月12日

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