千年に一度出現する「神」が“念法”の達人・工藤明彦に、妖艶な美女・結城みづほの護衛を依頼した。彼女を狙うのは、復讐のため超古代の神話世界から甦った恐るべき怨神。六分身した復讐者は次々に人間に憑依、妖魔と化して執拗にみづほを襲撃する。愛刀・阿修羅を揮い奇絶邪淫な魔力と戦う工藤は、必死に四匹の妖魔を斃す。一方みづほに対しても、「神」は理不尽な要求を―それは彼女を肉欲の坩堝に陥れた。残った最強の妖魔二匹の卑劣巧妙な攻撃に、工藤は最後の秘術を使うが、逆に身体の自由すら失い絶体絶命に!?「神」の目的は、ふたりの運命は?痛快無比な書下ろし傑作完結編。
削除
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
菊池秀行
- 感想投稿日 : 2008年7月16日
- 読了日 : 2008年7月16日
- 本棚登録日 : 2008年7月16日
みんなの感想をみる