あんまり良くないかもやけど、「あかい花」は神西清の翻訳もあいまって、結構笑えるテクストやと思う。1883年に発表らしいが、部分的にinner monologが使われていたり、技法的にも面白い。「四日間」と「信号」はめっちゃ面白くて没入して読んだ。後ろの二つはふーんというかんじ。全体的に左翼的なフィーリングがあって熱かったけど、「信号」にしろ「アッタレーア」にしろ屈折があって、その辺は実際にはどうだったんでしょう、とか思いました。ciniiでちょっと見た感じだと、もうあんまり研究はされていないのかしら。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年7月25日
- 読了日 : 2020年7月25日
- 本棚登録日 : 2020年7月25日
みんなの感想をみる