中勘助『島守』A
島での孤独だが清々しい生活。危篤の報せも受けて。
岡本綺堂『利根の渡』B
盲人、針で復讐。
梶井基次郎『Kの昇天』S
間違いない。
島崎藤村『食堂』B-
黒島伝治『渦巻ける烏の群』B
シベリア出兵。つれないガーリャ。少佐。
加能作次郎『幸福の持参者』B-
蟋蟀いいねぇ。→うるさい!
夢野久作『瓶詰地獄』S
間違いない。
水上瀧太郎『遺産』A
地震が隣家の金貸しとの境界である塀を崩す。
そこから生じた友情。
それが町内会の集団圧力により、粉微塵となってしまう。いやーな話だが。
龍胆寺雄『機関車に巣喰う』S
これがこの本の中の大発見!
こんなにみずみずしくコケティッシュな文章があったとは。
「十三歳の花嫁!
花どころか蕾にもなってやアしない。――」
林芙美子『風琴と魚の町』B
尾崎翠『地下室アントンの一夜』S
間違いない。
上林暁『薔薇盗人』B
人情物。
堀辰雄『麦藁帽子』S
間違いない。
大佛次郎『詩人』A
スペクタクル。
広津和郎『訓練されたる人情』B
孕んでばっかの玉千代。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学 /日本海外 アンソロジー
- 感想投稿日 : 2014年11月22日
- 読了日 : 2014年11月22日
- 本棚登録日 : 2014年10月2日
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