昔と違って教会離れが進んでいるらしいイギリスですが、クリスチャン精神が根底にあるせいか慈善活動に熱心な人は多い。特にクリスマス・シーズンになると、そんなチャリティが盛んになります。スクルージと同様に、その一年間を振り返って「みそぎ」をして魂を清めたいのかもしれません。この本の装丁、寝巻き姿のスクルージとクリスマスの精霊ですが、彼は幼い頃の貧困から抜け出すために貪欲になったのでしょうが、根っからの守銭奴ではなく、本来は人恋しいという人間性がこの絵に表れているような気がしてなりません。
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- 感想投稿日 : 2019年12月22日
- 読了日 : 2012年11月21日
- 本棚登録日 : 2019年12月22日
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