あるひさんの本棚

1巻あってこそではあるのだけど、2巻が圧倒的に面白かった。

ものすごくよかった！！
ほっこりすることもあり、ひえっとすることもあり。
魔王の帰還と愛を適量が中でも好きでした。
でもあとにひいて残るのはネオンテトラとピクニック…ですね…！
作中の繋がりも、がっつりではなく密やかでふわっとひてて、なんかよかったです。気づいても気づかなくても独立してるから楽しめる。

ウェブ時代から好きだった衝撃作の書籍化！！！と飛び上がって喜んでいたのですが、中身も桶が桶桶していて、むしろパワーアップしていて素敵でした。さすが桶！！
主役2人はもちろん義夫婦もとてもよかったし、なによりおかあさまが最高でした！！
かわいくおもしろい恋愛ファンタジーです。癒された。爆笑した。元気になりました。

今さらながら、タイトルが赤毛のアンシリーズにかかっていることに気づいた！

安定感と変わっていくものと。

これはとっても、とってもよかった！

意図したわけではないけど親に苦しむ系の話を続けて読んでいる。
解決も折り合いもつくものではないので、そこはやはり苦しいな。

嫉妬の裏にある圧倒的憧憬が、とても響いた。
学園メンバーにも救われた。
残りの日々とこれから先も、女らに金の雨の景色がたくさん降るといいな。