To be or not to beに心から頷きながら読んだ。
これは読書好きというより本好きの宿命だよね、うんうん。という具合に。
往年の児玉清さんの役柄の多くは、物静かで知的なおじさまだったし、某クイズ番組の司会で見せるその物腰の柔らかさもとても好きな俳優さんだった。
彼の醸し出す知的で紳士的な佇まいは、彼のいうとおり本が育んだのだろうな、
とすれば、私もいつか、あんなふうな素敵な雰囲気をもつおばさまになれるかしらん。
と夢想してしまう。
道は未だ遠いがな、フッ。
児玉さんの膨大な読書量と、本に対する深い愛情とが垣間見れるエッセイ。
第4章の「日本、そして日本人へ」に記された日本への警鐘には、頷くばかり。
と同時に、自分は果たして胸を張れるマナーを身に付けているだろうか、と自分を省みるいい機会を与えてくれたように思う。
本をもっと読もう!
限りない想像力を本によって育もう!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年12月2日
- 読了日 : 2012年12月2日
- 本棚登録日 : 2012年9月5日
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コメント 2件
まろんさんのコメント
2012/12/02
永遠ニ馨ルさんのコメント
2012/12/03