幼い頃にたった一人の肉親である母を亡くし、その母の親友一家に引き取られて育ったヒロイン梅子。
その家の一人息子である蔵之介とは兄妹のように育ったが、周知の事実であるかの如く、梅子の高校卒業と同時に結婚しちゃった話からこの物語は始まる。
(いや、結婚に至るまでには、もちろんひと悶着あったのだけどね)
お互いを「好きだ」というような情熱はひとつも描かれていないけれど、兄妹のような幼馴染みだったからお互いの存在はあって当たり前、さりとてなくなると息苦しい空気のように、大事な存在なのだなぁ。
イケメン(されどうだつのあがらぬ優男)蔵之介の家族への愛情、特に乃子への子煩悩な姿に和みっぱなしの私(笑)
小梅夜曲と深雪譚詩曲が好き。
あ、同時収録のユキの冒険も良かった♪
どこかしらスコーンと抜けるような冬の青空みたく気持ちいい漫画。
出てくる男の人が(床屋のおじいちゃん含めて(笑)皆ちょっと抜けていて愛すべき人たちなのもいい。なかでも梅子パパがいい人すぎて、おじさま好きにはたまらない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2012年12月4日
- 読了日 : 2012年12月4日
- 本棚登録日 : 2012年12月4日
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コメント 1件
まろんさんのコメント
2012/12/04