リヴァイアサン (新潮文庫)

  • 新潮社 (2002年11月28日発売)
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本棚登録 : 1288
感想 : 107
4

ポールオースターの本は、読後、寂しくなるというか
空虚感に包まれる気持ちになってしまう印象があった。
だが、この本は最初から結末が分かっている。
親友が死に、親友について主人公が語るのだから。
ラストシーンも淡々としておらず、最後まで読ませる。

様々な人物、出来事が絡んでくるが、何度か語られる
人生が人を捉えてしまう、という言葉は、我々が
生きていく上で、あまりに哀しい事実だ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年3月21日
読了日 : 2019年3月21日
本棚登録日 : 2019年3月21日

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