ポールオースターの本は、読後、寂しくなるというか
空虚感に包まれる気持ちになってしまう印象があった。
だが、この本は最初から結末が分かっている。
親友が死に、親友について主人公が語るのだから。
ラストシーンも淡々としておらず、最後まで読ませる。
様々な人物、出来事が絡んでくるが、何度か語られる
人生が人を捉えてしまう、という言葉は、我々が
生きていく上で、あまりに哀しい事実だ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年3月21日
- 読了日 : 2019年3月21日
- 本棚登録日 : 2019年3月21日
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