88年の北海道が舞台でオレはその頃大学一年で、全然関係ないのだけど当事を懐かしむ気持ちになった。もし自分が柔道か野球や大学受験勉強や就職活動にきちんと取り組んでいたらそういった題材を漫画にできたのにな~と心底後悔している。自分が何をやってきたのかというと普通の文系大学で油絵をサークルで描いていた。実に中途半端な取り組みで一応絵心のようなものは培われたような気はするけど、もっと実力のある人はそれこそ死ぬほどいるので、もっと何かこう形になるような何かをしてくればよかったと思う。
後にメダリストになる高一の女子が、非常に中途半端な取り組みで柔道の試合に出場するところまでで、ここまでならオレとそう大差ない。自分にももっと何かあり得たかもしれないと思わせてくれる物語の始まりだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2017年2月21日
- 読了日 : 2017年2月21日
- 本棚登録日 : 2017年2月21日
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