図書館で目に止まり借りてみた。
信長対石山本願寺(大坂本願寺)の戦いという史実を背景に、村上海賊の娘で自由奔放な景の視点で書かれた物語。
ちょっと嫌だったのは、人の死がえぐい。文中にあったとおり、当時の命の軽さは今とは比べ物にならないのだろうが、ばったばったと死んでいき、それが悲惨さを想像させる。百姓の信徒を駆り出せばそうなるだろうなと、ストーリー的には納得するがえぐいものはえぐい。
前半だけでは景の活躍ぶりがまだはっきりしてこないので、後半も読んで判断したいところではある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年9月6日
- 読了日 : 2020年9月8日
- 本棚登録日 : 2020年9月5日
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