三島由宇、当選確実! (文学の扉)

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  • 講談社 (2016年12月1日発売)
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感想 : 7
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三島由宇は5年生。小学校の児童会の副会長で、学級委員。学校行事も、家のことでもビシッと仕切りたい。挨拶運動はみんなを元気にする大切な活動だし、6年生の追い出しイベントではお決まりの合唱ではなく、ミュージカルとかやりたい。自分だけでなく、みんなが楽しい小学校に、と言う児童会のスローガンを守ろうと思う。

そんな由宇のおじいちゃんは、なんと政治家だった。

お父さんは、政治家のおじいちゃんとは意見の相違で絶縁状態だったので、由宇がおじいを知ったのは、おばあちゃんがおじいちゃんの入院を理由に連絡して来たからだ。

由宇はおじいちゃんとおばあちゃんの家で、今まで知らなかった政治の世界を知り、自分も選挙運動の力になりたいと思う。

18歳から選挙権が実現した今、小学生だって、選挙の仕組みや大切な権利だと言う事をもっと知るべき。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本児童文学
感想投稿日 : 2017年3月19日
読了日 : 2017年10月16日
本棚登録日 : 2017年3月19日

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