Tea Master (茶人の中の巨匠)として有名な千利休、細川三斎、古田織部、小堀遠州からはじまり、千利休子孫、そのほか一般には名を知られていないけれども、千家子孫が振るわなかった時代に茶を極めていた達人たちの生い立ち、茶心、そして茶室(建築)への拘りを、各人ごとに章立てして短くも濃く、まとめた一冊。これは貴重。
「へうげもの」(マンガ)を読んだ後に、この本を読むと、マンガに描かれたエピソード、人物描写、建築描写などの、裏をとるようなかんじで、興味がわいて、すいすい読めます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アヴァンギャルド茶の世界
- 感想投稿日 : 2010年7月22日
- 読了日 : 2007年7月22日
- 本棚登録日 : 2010年7月22日
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