南仏プロヴァンスの12カ月 (河出文庫 メ 1-1)

  • 河出書房新社 (1996年4月1日発売)
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感想 : 37
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-イギリス人はなにしろ消化器が弱く、どこへ行っても下水のことばかり気にしている-

「南仏プロヴァンス」といえば、「陽光溢れる自然」「ラテン気質の純朴な人々」を想像するのでは?そこからいくと、初めの一行で、この作者が「異邦人」であることがわかる。だって文体・文章がイギリス人(理屈っぽくて、シニカル)っぽい!観光ガイドブックとして、名物チェックだけでなく、「ヨーロッピアンキブン」の追体験ができるのが良い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 旅・逃・闘・探
感想投稿日 : 2009年6月14日
読了日 : 2009年6月14日
本棚登録日 : 2009年6月14日

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