カフカの「変身」を意識せずには読めない作品でした。・・・が、「変身」が社会や人間関係そのものの脆さ・恐怖を否応なく描いていたことを意識しすぎてちょっと物足りなく感じてしまいました。でも、そのおかげでラストの「えっ、そうくるかっ!!」感は倍増でした。穴蔵での生活よりも主人公(人間)にとって本当の恐怖は・・・っていうことですかねぇ。
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- 感想投稿日 : 2009年12月5日
- 読了日 : 2009年12月5日
- 本棚登録日 : 2009年12月5日
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