大きなところから細かいところへ、すぐに浅いところへ戻るものもあれば深く細かく入り込んでいくところもある、ということが章立てのように細かく振ってある番号により可視化されている。そのおかげで何を問題にしているのか、何が気に入らないのか、どこで説明に苦慮しているのかが分かる。語られている内容よりもむしろ、ウィトゲンシュタインあるいは哲学者という人たちがどのような考え方をしているのかを、つぶさに見ることができたところが面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思考・思索・哲学
- 感想投稿日 : 2017年10月8日
- 読了日 : 2017年10月7日
- 本棚登録日 : 2017年10月8日
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