論理哲学論考 (岩波文庫 青 689-1)

  • 岩波書店 (2003年8月20日発売)
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 大きなところから細かいところへ、すぐに浅いところへ戻るものもあれば深く細かく入り込んでいくところもある、ということが章立てのように細かく振ってある番号により可視化されている。そのおかげで何を問題にしているのか、何が気に入らないのか、どこで説明に苦慮しているのかが分かる。語られている内容よりもむしろ、ウィトゲンシュタインあるいは哲学者という人たちがどのような考え方をしているのかを、つぶさに見ることができたところが面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思考・思索・哲学
感想投稿日 : 2017年10月8日
読了日 : 2017年10月7日
本棚登録日 : 2017年10月8日

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