修道士としての心得を説いたものであるが、現代においても人生訓、処世訓として通用する内容となっている。例えば注意深く行動するように、度を過ぎた人付き合いは良くない、反省する時間を持つこと、などはよくある処世訓かもしれない。また、何かをするときに他人の評価を気にしてはいけない、自分の行動ではなく他人の行動ばかりに目を向けてやたらに批判をしてはいけない、というのはSNSなど個人での情報発信が容易になった現代にこそ必要な戒めだろう。
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カテゴリ:
思考・思索・哲学
- 感想投稿日 : 2018年8月15日
- 読了日 : 2018年8月15日
- 本棚登録日 : 2018年8月15日
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