ロシア革命史って小学校の頃に「世界を揺るがした10日間」の児童書版を読んだ記憶はあるけど中身は覚えてなくて、あとはラスプーチン、ニコライ、アナスタシア、レーニン、ケレンスキー、トロッキーくらいまで名前は知ってた。この本の著者ミエヴィルの小説は読んだことある。そんな状態で読んで見たらこれがオモロい。
後の世から見ると革命は一直線に突き進んだと思いがちやねんけど決してそんなことはなくて、有名無名いろんな人間のいろんな思惑が渦巻いてぶつかって、最終的に今見る形にたどりついたってのがよくわかる。この辺り、歴史家、研究者だけやなくて、作家の顔を持つミエヴィルの筆のなせる技なんかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年11月18日
- 読了日 : 2017年11月18日
- 本棚登録日 : 2017年11月18日
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