航空自衛隊の曲技飛行隊ブルーインパルスに入ることを夢見ていたパイロット空井。ブルーの内示が出ていたにも関わらず、不慮の交通事故に巻き込まれパイロットとして再起不能に…。
その後航空幕僚幹部広報室に配属され、自衛隊を毛嫌いする元記者の新人ディレクター・リカと出会い、自衛隊の広報官とは何か模索していく。
『県庁おもてなし課』のようにお仕事小説。広報室長鷺坂さんがまた素敵で…有川はカッコイイおっさんを書くのが本当に上手いなぁ。
社内ニートの自分には、この小説の中で働く人々が終始眩しかった。
恋愛要素少なめだけど、うん、今回はそんなに必要ない。
最後の「あの日の松島」~あとがきまでは号泣必死。有川よく書いてくれた、あの当時の自衛隊の方々の活動を知ることが出来てよかった。
本の厚さに一瞬ビビるけどあっという間に読み終わる。
読者の誰かが言っていた「この本こそが自衛隊を広報している」ホントその通り。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月7日
- 読了日 : 2012年8月1日
- 本棚登録日 : 2012年11月16日
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コメント 2件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/03/18
香海さんのコメント
2013/03/19