冬のフロスト 下 (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2013年6月29日発売)
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本棚登録 : 573
感想 : 59

自分からはフロスト大好き、とはなんだか言い難いが、
誰かが読んでいるのを見たら、話しかけたい。

この間、高田馬場の本屋さんで、
発売日直後に「冬のフロスト」平積み一直線で
パパッと上下巻つかんでレジへ向かった男性に、
「私も買ったよ、アマゾンで!郵便屋さんが持ち帰ってくれちゃって
お届け待ちだよ!」と告げたかったけど、
もちろん言えなかった、ので、テレパシー送信。

このシリーズのどこが好きなんだろう?と自問自答。

フロストは見た目バッチィし、
下品だし(割とそっち方面に寛容な私でも、う~ん、となる部分もあり)、
女好きではあるが特にもてはしない。
捜査もわりと行き当たりばったりのごり押しで、
偶然解決、ということも多々ある。

捜査にのめりこみ、被害者に感情移入する…といっても、
小説の世界の刑事、探偵なら通常レベル。

でも、くせになるんだよね…。

ねえ、私!、いったいどこが好きなの?!

嫌な上司(マレット!!!)に時にうまいこと反撃するところ?
出世欲がないところ?
部下に慕われているところ?
なにやら急に感傷的になるところ?

答えは出ませぬが、面白いことにしばしのめり込みたい方は
是非どうぞ。


ストーリーは…、
ストーリーを語る種類の小説では無い気がするので、省略!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: フロストシリーズ
感想投稿日 : 2013年8月6日
読了日 : 2013年8月6日
本棚登録日 : 2013年7月16日

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