萩尾望都のイグアナの娘を読みました。長女が読んでいたマンガ本の短編集をちょっと借用して読みました。表題作は母親だけが自分の娘がイグアナに見える(他の人は普通に見えるのに)という設定のストーリーでした。女の人生すごろくやだめ恋愛脱出講座で指摘されている母親の娘に対する嫉妬や隠れた憎しみが象徴的に描かれていました。このイグアナ娘のボーイフレンドが彼女を救うというところも、めぐり合う男性が若い女性の呪いを解くという岩月教授の主張と合致していて納得してしまいました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2003年9月28日
- 読了日 : 2003年9月28日
- 本棚登録日 : 2003年9月28日
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