いのち、生ききる

  • 光文社 (2002年9月1日発売)
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本棚登録 : 25
感想 : 4

90歳と80歳にして活躍しているお二人の対談の若々しさ、瑞瑞しさに感心しました。おりしも10月4日は日野原氏の97歳の誕生日であるとか。お二人がキリスト教と仏教で有名でありながら、心打ち解けてセックスの話まで及ぶところは非常にざっくばらんな対話。瀬戸内氏が語っている荒畑寒村の90歳を超えてからの恋の話は凄い新鮮な迫力ある話でした。日野原氏は神戸一中に入学しながら、軍人的な雰囲気に嫌気がさして直ぐに止めて、関学へ行ったということを若い日の出来事として語っていますが、流石に平和主義者として骨がある人ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2013年8月16日
読了日 : 2008年10月4日
本棚登録日 : 2013年8月16日

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