コーヒーから見えてくる世界史。商人の活躍、コーヒーの家、植民地支配。“コーヒー”という単語が頻出してくるので、無性にコーヒーを飲みたくなる。イスラム神秘主義の修道僧が飲み始めたのが起源とされるコーヒー。宗教色が強く必ずしも美味とはいえない黒い液体が、商品資本主義と結びついて世界中に拡散していく。フランス革命以降は著者の得意分野なのか、途中から文章がノリノリで面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養・新書
- 感想投稿日 : 2013年10月18日
- 読了日 : 2013年10月18日
- 本棚登録日 : 2013年10月11日
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