●章わけで掲載されるレシピがおいしそう。
●クィン警部が好きなので、彼の登場シーンが前作、今作とほとんどなくて残念。
●クレアは危険が大好きキケン中毒、そしてカフェイン中毒。地元警察が頼りないから、自分で解決してやるといきごむも、マテオやマダム、ひと夏の恋のお相手ジム、クィンなどいろんな人の手を借りて解決。結局一人では的外れな推理ばっか。
●娘にはさんざん過保護ぶりを発揮するが、最後には自分は恋の火遊び。娘のこともマテオのこともいえないと思う。クィンのことが気になるといったり、ジムのこと一目ぼれしたり(元ネイビーシールズのイケメン、そして不法侵入してきたクレアを気に入る、意味不明に気に入る)。推理と恋には一貫性はない。コーヒーだけ入れててほしい。
●入院したDavidを見に行くよう言われたマテオのその後は書かれていない。エピローグは回収しきれていない。
●マテオ、フランチャイズ化頑張ってるけど、豆の買い付け大丈夫なのかよ?1年飛びまわって、ヴィレッジ・ブレンドを補ってるはずじゃ?前作ではエチオピアの農園とかって言ってたけど、特殊な精製だから量はとれないんじゃ??
クィン警部好きで読んでいるんだけど、だんだんつらくなってきた。ほんとアメリカのドタバタコメディ好きな人ならいいかもしんない。同じ作者でもミステリ書店の方が推理ものとしても成立してるし、読んでて主人公に共感できた。私はクレアには全然感情移入できない。むしろマダムやクィンを中心に書いてほしいくらい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月28日
- 読了日 : 2015年7月28日
- 本棚登録日 : 2015年7月28日
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