薬種屋の集まりで、複数の薬を飲んだ、長崎屋の主・藤兵衛。
意識不明になった父親のため、若だんなは治療薬を探し始める。
しゃばけシリーズ第16弾。
虚弱な若だんなが甘やかされ、何もしないパターンに、やや辟易していたところ。
今回は若だんなが主体性をもち、彼なりに動いているところに、好感が持てた。
広徳寺、蜃気楼の島、寛永寺、神田明神と、驚くほどに外出していく。
妖たちのがんばりもさまざまで、変化のあるストーリー展開をたのしめた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典/時代小説/歴史小説
- 感想投稿日 : 2020年8月3日
- 読了日 : 2020年8月3日
- 本棚登録日 : 2020年8月3日
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