とるとだす しゃばけシリーズ 16

著者 :
  • 新潮社 (2017年7月21日発売)
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感想 : 79
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薬種屋の集まりで、複数の薬を飲んだ、長崎屋の主・藤兵衛。
意識不明になった父親のため、若だんなは治療薬を探し始める。

しゃばけシリーズ第16弾。

虚弱な若だんなが甘やかされ、何もしないパターンに、やや辟易していたところ。
今回は若だんなが主体性をもち、彼なりに動いているところに、好感が持てた。

広徳寺、蜃気楼の島、寛永寺、神田明神と、驚くほどに外出していく。
妖たちのがんばりもさまざまで、変化のあるストーリー展開をたのしめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典/時代小説/歴史小説
感想投稿日 : 2020年8月3日
読了日 : 2020年8月3日
本棚登録日 : 2020年8月3日

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