北条早雲こと伊勢新九郎を描く、シリーズ第2作。
足利義尚の奉公衆になってから、堀川御所を攻めるまで。
おもしろかった。
いつまでも家督を譲られない甥・龍王丸を助けるため、駿河に向かう新九郎。
その後も、自らを富ませるためではなく、民を幸せにするための選択を重ねていく。
そのまっすぐさが、さわやか。
龍王丸たちからの信頼も深く、農民たちからも支持される。
狭い領地ながらも、新九郎のやりたかった、みんなが豊かに暮らす政ができていて、すがすがしかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典/時代小説/歴史小説
- 感想投稿日 : 2022年6月16日
- 読了日 : 2022年6月16日
- 本棚登録日 : 2022年6月16日
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