北条早雲 - 悪人覚醒篇

著者 :
  • 中央公論新社 (2014年12月19日発売)
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本棚登録 : 215
感想 : 32
4

北条早雲こと伊勢新九郎を描く、シリーズ第2作。
足利義尚の奉公衆になってから、堀川御所を攻めるまで。

おもしろかった。

いつまでも家督を譲られない甥・龍王丸を助けるため、駿河に向かう新九郎。
その後も、自らを富ませるためではなく、民を幸せにするための選択を重ねていく。

そのまっすぐさが、さわやか。

龍王丸たちからの信頼も深く、農民たちからも支持される。
狭い領地ながらも、新九郎のやりたかった、みんなが豊かに暮らす政ができていて、すがすがしかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典/時代小説/歴史小説
感想投稿日 : 2022年6月16日
読了日 : 2022年6月16日
本棚登録日 : 2022年6月16日

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