日本を愛してヨーロッパに紹介した、シーボルトに仕えた庭師のひたむきな姿が胸を打ちます。史実によればシーボルトはじつは・・・という一面も描かれますが、作者の視点はゆるがない。お滝との交流、草木をこよなく愛した姿、どれもシーボルトの一面だから。さわやかな作品でした。
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朝井まかて
- 感想投稿日 : 2014年5月24日
- 読了日 : 2012年8月19日
- 本棚登録日 : 2012年8月19日
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