共同幻想論

著者 :
  • 河出書房新社 (1968年12月1日発売)
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感想 : 10
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全く歯が立たなかった、助けてくれ!

個人の幻想が〈性〉的な対幻想へ、そして共同幻想論へ転じていく過程も、そこにいたる遠野物語はじめいくつもの伝承の考察も、文学の退けかたも、なにも分からず逃げ出したい苦しいそれでも読み進める。


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ぼくが真実を口にすると ほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によって ぼくは廃人であるそうだ(廃人の歌)
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所詮はどこまでいっても借り物の自分の言葉はどこまで真実に近づけるんだろう、自分の言葉には絶対的な責任を持ちたい。言葉を突き放したいし、連れて行かれたい。おわり

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月16日
読了日 : 2023年12月16日
本棚登録日 : 2023年12月16日

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